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ごあいさつ
教育研修センターでは、研修医には総合診療と地域医療を重視した基幹型臨床研修プログラムを展開し、専攻医には 内科、総合診療科、整形外科、形成外科、救急科の5つの基幹型専攻医プログラムと、奈良、京都、大阪の大学病院などの連携施設として多数の領域別プログラムも用意しています。そして看護部はクリニカルラダーに基づく教育プログラムに則って、新人から特定行為研修終了者、さらに教育者レベルまで各人の成長に応じた様々な教育支援をおこなっています。また看護学校も併設しており、看護学生はもとより、医学生、薬剤師、理学療法士、臨床検査技士や救急救命士などコメディカルの方や学生さん達の病院実習、シミュレーション教育や生涯(再)教育にも力を入れており、病院に働く全職種全職員が生涯にわたって学び続け、より質の高いチーム医療を展開できる医療人へと育つことを目指しています。
当院は、病をもつ人中心の良質な医療実践に努めるとともに、市民から愛され、信頼される病院をめざすことを理念としております。その実現のためには診断と治療およびケアにおける高い医学的能力(知識と技術)とともに、コミュニケーションを通じて、あたたかさ、思いやり、共感に満ちた医療ができるという人間的能力が必要です。そのような姿勢をもった多職種の医療者がチームとして力を併せて、病をもつ人の健康を守る医療の実践をめざします。
市立奈良病院 教育研修センターは、奈良及び日本の地域医療の将来を背負う医療人を養成するために、人材育成にも全力をつくす所存です。
市立奈良病院 教育研修センター長
石井 均